しかし毎日の平均売買金額はすでに上海証券取引所を抜かれ世界第四位となり、第五位の深圳証券取引所にも追いつかれようとしている。シンガポール証券取引所は、現物株取引だけでなく、金融派生商品や石油関連のコモディティ取引の市場もあるため急成長中である。東京はすでにアジアの金融センターの地位を失っているのだ。
東証と大証は2013年に統合することが決まったが、その効果が現れるのには時間がかかるだろう。統合後は激烈な世界市場で打ち勝っていく必要があるし、海外の取引所との連携も必要だと、あるアナリストは論じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月26日