現在、米国、欧州連合(EU)、日本の三大経済体がいずれもマイナス成長の影から抜け出せず、その一方で中国の輸出は拡大を続けており、グローバル経済への貢献度も上昇を続けている。加えて中国は8%を超える経済成長率を維持しており、これほどの規模そのものがグローバル経済に対して巨大な牽引作用を発揮しているといえる。
WTOとの「すりあわせの時期」を終えた中国は、今後は自国の国民と世界のためにより大きな価値を生み出すと確信される。世界の目に映る「中国ビジネスマン」は、これまでのような南東沿海部で代理加工を請け負う衣料品工場の社長や低価格高品質の小物を扱う目端の利いた温州ビジネスマンだけではなくなった。今の中国ビジネスマンは、まったく新しいイメージで世界という舞台に大挙して姿を現しつつある。
「人民網日本語版」2011年11月26日