応募者の多くは日本語学科卒業予定者だった。千葉氏は、「日系企業の狙いは研修費の削減だ。日本語学科卒業者は日本文化をよく理解しており、交流が容易だからだ。日本人の学生と比較して、中国人の学生は活力がある。理系の本科生は大学院への進学や留学を検討するが、日本語学科の学生は日本語以外の専門を身につけることで、職場での競争力をつけようとする」と指摘した。
日系企業と欧米企業の違いについて、千葉氏は「企業文化に大きな違いがある。欧米企業は給与や昇進の面で競争力を持っているため、日系企業における中国人社員の離職率が高い」と語った。
「人民網日本語版」2011年11月28日