中国は今まさに工業化・都市化の加速期にあり、市場ニーズの爆発的高まりが徐々に顕著化しつつある。このことは外資系企業に新たな発展のチャンスをもたらしている。「第12時五カ年計画(2011-2015)」期間中、中国の外資利用は資金の導入が主だった状態から、進んだ技術・管理経験・人材・国際的ブランドの導入へと転換し、経済発展モデルの転換と経済構造の調整を推し進めていく。
イノベーションに有利なソフト面の環境を構築することは、国内企業と外資系企業の共通の要求だ。各地区・部門は企業誘致と資金導入方式を転換させ、外資利用構造を最適化し、投資に向けたソフト面の環境構築をより重視しなければならない。また、WHOの規則に従い、知的財産権保護を強め、知的財産権の侵害と模造劣悪製品の生産・販売行為を効果的かつ持続的に取り締まり、各市場主体の公平な競争とイノベーションにむけ、良好な法的環境と制度による保障を提供しなければならない。
中国外商投資企業協会は1987年に設立された。現在、会員企業は1600社あまり、うち世界500強企業は100社あまりを占める。
「人民網日本語版」2011年11月29日