独BMWとトヨタ、技術協力の理由

独BMWとトヨタ、技術協力の理由。 独BMW社とトヨタ自動車は1日、戦略的提携を結んだ。2社は「互恵式」の技術協力を通じて世界の自動車市場、とくに次世代の環境技術の開発で各自の優位的地位を今後も確保したい考え。相手の技術的優位性によって自社の力を強めること、そして強力な提携を通じてウィンウィンを実現すること…

タグ: トヨタ BMW 提携 自動車市場 環境技術

発信時間: 2011-12-05 11:38:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

独ダイムラー社とと米クライスラー社の合併から提携解消までの歴史の痛手はいまでも深く印象に残っている。この1998年に起きた巨大合併案はダイムラーに巨額の損失をもたらしただけでなく、一連の経緯から合併・再編は特効薬ではないと自動車メーカーに気づかせた。

一部の世界的な自動車メーカーは強力な提携を通じて技術協力を強化する形で、自社の地位を固め、市場をリードしてきた。例えば、トヨタとフォードはハイブリット技術の開発で協力し、それをトラックやジープのエンジンにも応用。独フォルクスワーゲン社は2年前に日本のスズキと始めた提携事業でスズキの小型車生産技術を獲得。一方のスズキはフォルクスワーゲン社が新たに開発したエンジンに関心を示した。また、ダイムラーとルノー・日産連合の技術提携などいずれも同じような特徴がある。

 

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