中国WTO加盟10年 中日関係の乖離

中国WTO加盟10年 中日関係の乖離。 中国のWTO加盟から10年、日中経済の依存度はますます強まっている。しかし、これは両国関係の安全性を保障するものではない。経済関係が密接になる一方で、両国は政治的な摩擦を繰り返している。北京大学の王新生教授は中日関係の乖離が続いていると指摘する…

タグ: 中日関係乖離

発信時間: 2011-12-06 11:43:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国のWTO加盟は中日経済・貿易関係にプラスの効果

それが最も顕著なのは自動車業界だ。WTO加盟後、日本の自動車業界は中国にこぞって投資、当時、中国の自動車産業はあまり発展しておらず、エンジン、車体鋼板など重要なパーツを中心に、多くの部品が日本から輸入された。この投資が日本の鉄鋼業、造船業、輸送業など一連の産業にも波及効果を与えた。

あるデータによると、2001年から2004年までの3年間における日本の対中国輸出の平均成長率は25.3%、対外国輸出の平均成長率はわずか4.5%である。また、日本の対外直接投資の比率も1990年の0.6%から2004年には12.8%まで上昇している。日本はこの「中国特需」による輸出と設備投資の大幅な増加によって2002年2月以降71ヶ月に及ぶ好景気に入った。皮肉なのは、当時は小泉政権の時代であり、中日の政治関係が冷え切っていたことである。

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