中国WTO加盟10年 中日関係の乖離

中国WTO加盟10年 中日関係の乖離。 中国のWTO加盟から10年、日中経済の依存度はますます強まっている。しかし、これは両国関係の安全性を保障するものではない。経済関係が密接になる一方で、両国は政治的な摩擦を繰り返している。北京大学の王新生教授は中日関係の乖離が続いていると指摘する…

タグ: 中日関係乖離

発信時間: 2011-12-06 11:43:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「政冷経熱」は中日関係の乖離を反映

一方で、密接な経済関係が両国関係の破綻がないことを保証しているのは確かである。中日両国がこれほどに密接な経済・貿易関係を維持している以上、両国関係が破綻する局面を望む人もいないだろう。

しかし、経済関係の緊密化と同時に両国間の政治的不信も増している。日本は中国との経済関係に「ブーメラン効果」が現れることを十分に警戒している。つまり、日本が中国に持ち込んだ技術で中国が市場を占領し、自身に損失が及ぶことを懸念しているのである。

東日本大震災以後、日本は一部の研究拠点を海外に移転し始め、オーストラリアやインドなどと協力関係を結んでいるが、中国を意図的に避けている。そのほか、日本は中国の速い経済成長に巻き込まれることを懸念している。これらも政治的摩擦が一因なのである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月6日

 

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