13日、2012年「最も価値がある中国国産ブランドトップ50」ランキングが発表された。トップ50に選ばれた中国ブランドの市場価値は昨年比で16%増加し、3250億ドルとなった。
このランキングは、世界のトップブランドを扱う広告代理店WPPが、第2回めとして選出したもの。昨年と同じく、バイドゥー(百度、検索ポータル)とテンセント(騰訊、SNS)を除くトップ10に入選したブランドは国有企業だ。中でも、チャイナモバイル(中国移動、携帯通信事業)、中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行が5位までを占めた。今年のランキングで、急上昇した10ブランドで7つまでが日用消費財分野だ。中でも、福臨門(食用油、穀物)は138%、蒙牛(乳製品)は66%ブランドバリューを伸ばした。また、ネット関連企業も急成長している。SINA(新浪)は244%ものブランドバリューを増やして今年最も急上昇したブランドとなった。バイドゥーは67%の成長だった。人人網(SNS)、Ctrip(携程、旅行ポータル)、SOHU(搜狐、ポータルサイト)の三大オンラインサイトも初めてランク入りした。
2006年からWPPは6年連続で、「世界で最も価値があるブランドトップ100」ランキングを発表している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月14日