鉄鋼業界の需要が低迷し、鋼材価格が下がり、鉄鉱石など原材料コストが高止まりしている過酷な状況では、民間企業のほうが国営企業よりも「抵抗力」が強いことが分かっている。
「2012年、鉄鋼業界は生産能力の過剰と、市場需要の低下という新たな問題に直面する」。鉄鋼関連情報サイト「我的鋼鉄」の徐向春アナリストは記者に対し、「来年、供給が需要を上回り、市場の価格が全体的に下落すれば、企業の経営難はさらに悪化する。そうなれば、市場競争における民間企業の優位性はさらに高まる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月14日