朝鮮の最高指導者、金正日総書記が12月17日死去した。このニュースを受け、東アジア情勢が不安定になるとの懸念からアジア各国の株式市場は急落。とくに香港株式市場は18000ポイントを割り込み、ニュース発表直後には最大で400ポイント急落した。
金正日死亡のニュースをうけ、アジア株式市場は一段と下落。アジア株式市場はこれまで、欧州債務危機への懸念から安値が続いていた。
上海証券取引所の総合株価指数は2.57%下落、香港ハンセン指数も2.47%下落した。日経平均株価は1.4%下落、オーストラリアS&P/ASX200指数は2.3%下落。韓国Kospi指数は4.7%下落、一時最大で4.9%の下落を見せた。
銘柄別にみると、野村HLDが3.9%下落、大和証券は3.2%下落。HSBCは2.6%下落した。
韓国では、サムス電子が2.4%下落、LGエレクトロニクスが1.7%下落した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月20日