電力産業の「十二・五(第12次五カ年計画、2011-2015年)」計画がまもなく発表される。同計画は国家特別計画にも組み込まれる見通しであり、「電力成長モデルの転換」など4項目が重点課題として盛り込まれるという。海南省海口市で開かれた中国電力企業連合会(中電連)の理事会で、国家電網公司社長で同会理事長の劉振亜氏が明らかにした。
中電連の関係者によると、電力産業の「十二・五」計画は現在、修正の段階に入っており、国家発展改革委員会の認可が下りれば、近日中に発表されるという。
劉氏によると、電力産業の五ヶ年計画では「電力業界の成長モデルを転換すること」、「電力業界の一体化した計画を強化すること」、「大型電源拠点と超高圧(UHV)送電網の建設を加速すること」、「電力の価格システムを調整すること」が重点的に検討すべき4課題に指定された。