新疆ウイグル自治区ピチャ県にあるシャル(沙爾)湖の炭田探査・開発現場指揮部門の魏成副総指揮が明かしたところによると、シャル湖の炭田探査の前期作業はほぼ完了し、埋蔵量は約892億トンであることが確認された。この超大型炭田の採掘計画はすでに国家関係部門に提出され、審査・認可が下り次第、採掘に取り掛かるという。
魏成副総指揮によると、同炭田の予測埋蔵量は1000億トンに上る。専門家による1年に及ぶ数回の探査、7機関による探査で、同エリアの埋蔵量は約892億トンであることが確認された。確認埋蔵量はアジア最大で、超大型炭田となる。また、炭層の厚さは平均130メートル、厚いところで217メートルに達する。炭質は良く、イオウ、リン、灰分の含有量が少なく、発熱量が高く、有害元素が比較的少なく、火力発電用、ガス化用、動力用の石炭に適した良質の資源である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月22日