地方のデータをみると、電力使用の伸び率の低下幅はさらに顕著だ。例えば浙江の11月の電力使用の伸び率は6・8%で、前月の11%の伸び率に比べ4ポイント以上低下している。江蘇、陝西、安徽の11月の電力使用の伸び率はそれぞれ3―6ポイント低下している。
浙江経済・信息化(情報化)委員会電力処の金友華処長は、目下電力使用の伸び率の低下は、主に経済情勢の変化と関係があり、実際、浙江の11月の電力使用の伸び率はわずか6・8%で、前月の伸び率に比べ、低下はやはり比較的大きいと指摘、「来年の状況は依然として不透明で、電力使用の変化はまだ研究する必要がある」と語った。
薛氏は、目下全国の電力使用の情勢の変化は、工業の伸び率の変化とほぼ符合しており、工業の伸び率の低下に伴い、電力使用量の伸び率もより一層鈍化すると見込まれる、と語る。薛氏はまた、来年全国の電力使用の伸び率は今年より低い可能性があると予測している。
【新華社日本語】2011年12月25日