英シンクタンクの経済ビジネスリサーチセンター(CEBR)は26日、ブラジルの経済規模が英国を抜き、世界第6位になったと発表した。
CEBRが発表した最新のランキングをみると、イギリスはアメリカ、中国、日本、ドイツ、フランス、ブラジルに次ぐ、世界7位となっている。
CEBRのダグラス・マクウィリアムズ最高経営責任者は、「イギリスがブラジルのような新興市場国に抜かれたのは、世界経済の流れだ」と述べた。
BRICS国家の経済が急成長している。専門家は「イギリスは10年以内にロシアとインドにも追い抜かれるだろう」との見方を示した。CEBRは、2020年までに、ロシアは世界第4位に、インドは世界5位になるだろうと予測している。