開発企業にとって最も魅力的な収益指標については、百度が1位、テンセントが2位となった。百度の戦略は、料金支払い、募金、ブランド流量の3種で、開発企業に現金化のルートを提供している。その開放プラットフォームの収益方式の重点は「アプリケーション成長ファンド」であり、無料アプリが収益を得られないという問題を解消した。テンセントは知り合い同士のアプリ推薦システムと、完備化された決算方法により収益をあげている。
中国科学院研究生院管理学院の呂本富副院長は、「開放(オープン化)」がネット企業の戦略的選択となっていると指摘した。しかし中国のインターネットプラットフォームの開放性には、差別化の特徴が現れている。中国の中小開発企業は数十万社に達し、その大多数が会社経営で苦しんでおり、ユーザーの確保、収益アップ、ブランド樹立が3大課題となっている。呂副院長は、現在開放されているプラットフォームの開放が不十分であり、排他的な面があると述べた。
「人民網日本語版」2011年12月30日