新疆ウイグル自治区のハミ地区発展改革委員会によると、2年以上に及ぶ地質調査で、同地区にある大型炭田7カ所の確認埋蔵量は約2000億トン、埋蔵鉱量は5708億トンに上ることがわかった。
ハミ地区発展改革委員会党組書記は、「石炭は同地区が最も強みとする資源で、3万平方キロメートル以上の場所で石炭が採れる。予想資源量は5708億トンで、全国の12.5%を占め、新疆ウイグル自治区で最多を誇る。中国華電、華能、中国保利など大手26社がハミ地区の7大炭田の資源を獲得し、3億トン規模の探鉱が作業を開始できる状態だ」と述べた。
ハミ地区の長期計画によると、向こう5年の同地区の石炭生産量は2億トンに達し、うち1億トンが輸送される見通し。また、7大炭田の探鉱は主に南のハミ炭田、北の三塘湖炭田、巴里坤炭田に分布している。
新疆ウイグル自治区には豊富な石炭資源があり、埋蔵鉱量は全国の40%以上を占める2兆トンに上る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月4日