中国環境保護部、財政部、国税総局の年度工作会議が近く開かれ、環境保護税が頻繁に話題に上っている。財政部財政科学研究所は、環境保護税の制度に関するプランをすでに財政部に提出した。
プランでは、炭素税を環境保護税の「二酸化炭素」税目とせず、独立税とすることが提案されている。これについて、財政科学研究所の賈康所長は「厳格に言って、環境保護税は一つの税収体制と見なされるべきだ。これには、すでに税種のある『緑化』だけでなく、徴収が計画されている炭素税も含まれる」と説明した。
財政科学研究所の蘇明副所長によると、同研究所は、炭素税を単独の税目として法律を制定し、徴収し、『十二・五(第12次5カ年計画)』中ごろから後期に徴収を開始する提案を財政部に提出した。