米国の世界的な経営コンサルティング会社A.T.カーニーがこのほど発表した「2012年度FDI投資先信頼度指数調査」によると、今年企業にとって最も魅力ある投資先はアジア諸国、特に新興国であることがわかった。「人民日報」海外版が伝えた。
同調査によると、企業が投資したいと考える上位6カ国は上から順に中国、インド、ブラジル、米国、ドイツ、オーストラリアとなった。この他、アジア諸国はいずれも上位につけており、シンガポールは昨年の24位から7位に上昇、インドネシアは20位から9位に上昇、ベトナムは14位、タイは16位となった。報告は「これらのデータは世界経済の重心が西から東へと移動していることを反映している」と指摘する。
「人民網日本語版」2011年1月6日