8日、マカオ名嘉グループは、110億元で吉林省長春市に大型商業総合施設プロジェクト建設の契約を結んだ。プロジェクトには中国で単独最大規模になるショッピングモールも予定されている。このプロジェクトは今年4月に着工、2016年完成予定だ。
この大型商業総合施設は、長春市のハイテク産業開発区の総面積294.5万平方メートルの敷地に建設される。中でも、4階建てのショッピングモールは単体の建設面積が80万平方メートルとなる。「ビジネスビルなどその他の建築物を除いてショッピングモールだけの面積で計算しても、有名なドバイモールよりも大きくなる。」と澳門名嘉グループの取締役会長・謝硯文氏は語る。
ほかにも、プロジェクトには5星クラスと3星クラスのホテル、ビジネス・住居エリア、高級戸建エリアがあり、長春市に3万以上の就業を生み出し、年間営業額は150億元を超えると見られている。
「大型ショッピングモールは海外にもたくさんある。ヨーロッパ、北米などの先進国は大都市なら数カ所のモールがある。まだ、中国国内は比較的少ないほうだ。」謝氏は、中国は全力で現代的なサービス業を向上させており、今後、数年で大型ショッピングモールに対する需要は大幅に拡大すると見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月9日