そのうち、広汽ホンダは8月に動力伝達システムの欠陥により、アコード、オデッセイ、スピリアの一部を計75万台リコールした。同リコール台数は現在、中国最多の記録である。
国家品質検査総局の董楽群氏は、「2004年にリコール制度を導入して以降、中国の自動車リコール件数は上昇傾向にある。これまでに620万台近くがリコールの対象となった」と述べた。
各自動車メーカーによると、相次ぐリコールがブランドや販売台数に影響を及ぼすことはなくなってきている。自動車の消費市場が成熟するうちに、消費者はリコールを「企業による責任の表れ」と考えるようになったのだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月9日