中国株式市場は9日、連日の低迷傾向を食い止め、3カ月で最大の上げ幅を記録した。上海総合指数は2225.89ポイントで引け、前日比2.89%上昇、深セン成分指数は8946.08ポイントで引け、3.61%上昇し、上海・深セン両株式市場の上げ幅としては2011年10月以降最大となった。
中国の温家宝総理が、先週末に北京で開催された第4回全国金融工作会議で「株式市場の自信を回復させるべき」と発言したことが投資家の買い意欲を刺激したと見られる。
9日の上海・深セン両株式市場の売買代金もあわせて約1155億元と大きく膨らんだ。中国株式市場が強気に転じたことにより、株価指数が上昇しただけでなく、両市場であわせて56銘柄がストップ高となり、ほとんどの銘柄が上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月10日