中国の輸入の伸び鈍化、世界の景気後退に拍車

中国の輸入の伸び鈍化、世界の景気後退に拍車。

タグ: 中国の輸入 新興国 世界経済 景気後退 

発信時間: 2012-01-12 11:40:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

先進国が不況に陥っている中、新興国は世界経済が回復を実現する主なよりどころとなっている。特に、債務危機が深刻化しているユーロ圏は、中国をはじめとする新興市場への依存を強めている。ところが、近ごろ発表された経済データを見ると、新興国の成長率は大幅に鈍化し、世界経済の見通しはさらに悲観的になると見られる。

2011年12月の中国の輸入は前年比11.8%増で、11月の伸び率22.1%を大幅に下回っただけでなく、市場各方面の予想より低い伸びとなった。世界2位の輸入国で、多くの大口商品を輸入する国である中国の需要鈍化は、世界的な連鎖反応を引き起こし、世界の景気後退に拍車をかけるだけでなく、市場の自信にも大きな影響を及ぼす。

中国を除く新興国も楽観視できない状況だ。インドのシン首相は先日、今年のインドの経済成長率は昨年の8.5%を大幅に下回る7%にとどまるとの見通しを示している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月12日

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