『日本経済新聞』は、欧米経済の景気悪化が続くことで、中国経済の見通しはますます不明瞭になったとする。中国政府は、マクロ経済調整がますます困難になっていることを認識しており、為替政策の弾力化を行うことでこれに対応したとの見方を示す。
同記事では、地方政府の債務規模を適切にコントロールすること、金融に対する管理を強めることが、今後の中国の重要な課題となるが、具体的対策は提出されていないとの見解を示す。同時に、今年の中国政府は銀行業界に対し、中小企業や研究開発に対する融資の拡大を奨励すると予測している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月12日