投資総額約40億元、20000席を誇る世界最大のチャイナモバイル(中国移動)コールセンターの起工式典は先般、河南省洛陽で行われた。
チャイナモバイルによると同コールセンターは顧客サービスおよびマーケティング活動の重要な拠点である。CTI(電話をコンピュータシステムに統合する技術)をもとに、通信ネットワークやコンピューターネットワークのインテグレーションを行うとともに、企業と一体となった総合情報サービスシステムを構築する。
ユーザーはコールセンターを通して、業務手続きや情報の取得、苦情申し付け、予約など各種サービスを受けられる。
チャイナモバイルは世界一のネットワーク規模とユーザー数を誇っている。チャイナモバイルは今回のコールセンター設立によって、行政区ごとに分かれていたコールセンターを集約化し、効率的な運営を実現する。また、地理的条件、コスト面、人材面での優位性を活かして、全国のユーザーに質の高いサービスを提供することを目指す。同コールセンターは洛陽市の経済開発区に位置し、総面積は約1066ムー(1ムー=約6.67アール)、前期と後期に分けて建設を進め、総建築面積は約50万平方メートル、6万人以上の雇用創出を見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月16日