三、安定した政治が経済成長の前提
多くの日本企業の海外への工場移転により、日本国内の産業の「空洞化」が指摘されている。この状況に対応するため、日本政府はどういった対策をとるべきかについて、板根会長は「先に東南アジア諸国連合(ASEAN)を見てみましょう。これらの国の経済発展は非常に速い。
その最大の理由は安定した政治にあると思います」とし、「一方日本は近年政治が常に混乱状態にあり、誰が首相になっても経済振興を通じて国民から人気を勝ち得ることができない。そのため日本経済を再び成長の軌道に戻すことが今の日本政府がさしあたってするべきことです。日本が持つ技術力はアジアの経済成長に貢献できる所がまだ非常に多くあります」と述べた。
四、震災復興が日本経済の発展にプラスに