四、震災復興が日本経済の発展にプラスに
不安定な政治以外に日本の景気低迷が続いている原因が他にあるかという質問に対し、板根会長は「もちろんあります。たとえば日本の経済成長はすでに極限まで達したと考える日本国民は少なくありません。これは実は誤った考え方です。現在日本の一人あたりのGDPは世界の先進国の中では低い位置にあるのは紛れもない事実です。
その最大の原因は中央集権及び東京一極集中がすでに限界に達し、全国一律に処理するやり方ではもう効果がないのです。第一次産業を含め、地方産業は衰退しきっています。大地震は日本経済に深刻な衝撃を与えましたが、同時にチャンスももたらしました。つまり日本東部の地域から地方主権を確立し、第一次産業を再び振興させる。これを契機に日本は再び元気を取り戻すと信じています」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月19日