ドイツのJACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Center)はこのほど、「2011年世界航空会社安全度ランキング」を発表した。中国の海南航空公司がトップ5入りを果たし、中国大陸部の航空会社の中では最高順位をつけた。
同ランキングの上位5社は上から順にANA(日本)、フィンランド航空 (フィンランド)、キャセイパシフィック航空(香港)、エティハド航空(アブダビ・アラブ首長国連邦) 、海南航空 (中国) 。
同ランキングは世界の各航空会社の運営開始年、安全飛行年数、過去30年間の飛行機事故件数および死亡者数などのデータに基づき、世界の大手航空会社60社のランク付けを行っている。60社のうち、安全指数の最高値は0.005ポイント、最低値は1.328ポイントで、トップ5入りを果たした航空会社の安全指数はいずれも0.006を上回った。
海南航空は1993年の設立から現在に至るまで安全飛行を続けている。
海南航空が発表した統計データによると、2011年12月31日現在、同公司の安全飛行時間は累計310万時間に達した。同公司はかつて、中国民間航空の最優秀安全賞「金鵬杯」、「金鷹杯」を受賞したことがあるほか、2011年には中国民航総局の「安全三星賞」も受賞している。
「人民網日本語版」2012年1月29日