発改委、香港との金融分野の協力関係強化を強調
発改委、香港との金融分野の協力関係強化を強調。
タグ： 香港金融
発信時間： 2012-01-30 11:47:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
国家発展改革委員会（発改委）の責任者はこのほど、「香港と本土の金融協力を強化するために、両地域の金融システム間における相互扶助的かつ相補的かつインタラクティブな関係を一層発展させる」と述べた。
同責任者は取材に対し、「中国の経済的地位が向上し、対外開放が進めば、国際金融センターとしての香港の地位も一層高まり、強固なものとなる。本土の金融業が対外開放を拡大する上でも、香港が国際金融センターとしての役割をさらに発揮することが必要となる」と述べた。
同責任者によると、本土と香港は次の点で協力を強化するという。（１）香港の人民元建て債券市場の発展を進め、発行規模を拡大していく。本土企業の香港における人民元建て債券の試験的発行を拡大するとともに、発行の手続きを簡素化する。（２）銀行間債券市場におけるオフショア機関の人民元建て投資の試験実施を推進し、人民元の回収ルートを広げる。（３）本土企業の香港における人民元建て株式の発行を推進するともに、香港における人民元投資品目と運用ルートを拡大する。香港にオフショア人民元業務センターを建設する。（４）香港企業の人民元建て対中直接投資をサポートする。条件を満たす投資家に対し、本土証券市場への人民元建て投資を認める。（５）香港が国際資産管理センターになれるようサポートする。
民間企業の香港における人民元建て債券発行を奨励するか否かについて、同責任者は、「中国政府は融資環境を改善し、民間企業が健全な発展を遂げられるよう努力してきた。発展改革委員会は今後、人民元建て債券発行を推進するにあたり、資金の用途が国家のマクロ政策と産業政策に合致する優良な民間企業を選定していく」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2012年1月30日
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