北京市電力当局の関係者は29日、中国最大の電気自動車充電・バッテリ交換スタンド「北京高安屯充電・バッテリ交換スタンド」が専門家グループの検査にパスし、春節(旧正月)明けにも正式に稼働すると明らかにした。
同関係者によると、高安屯充電・バッテリ交換スタンドは中国独自開発の充電設備を10種類以上使用、年間バッテリ交換能力は14万6000回と国内トップである。同スタンドは充電器1044台を装備し、総出力容量は10080キロワット、8台の電気自動車を同時に充電できる。バッテリ交換の場合、電気自動車一台に付き4~6分、一日当たり電動清掃車400台のバッテリ交換が可能で、現在北京市が保有するすべての電動清掃車に対応できる。同スタンドはまた、電動バスや乗用車のバッテリー交換にも対応している。
検査にあたった専門家グループによると、同スタンドは国内のみならず、世界でも一流の水準にあるという。