◆ユーロ圏の経済動向が焦点に
格付け会社のスタンダード&プアーズは24日、「ギリシャの債務再編がまとまった場合、当社は『選択的デフォルト』に評価を引き下げる」と発表した。深まる欧州債務危機が、ダボスに暗い影を落としている。
同フォーラムの欧州に関する議題は、「欧州発展の新方式」、「欧州の再建」、「欧州の新たな身分」などで、いずれも欧州の不明瞭な先行きと、それに対する懸念が反映されている。
シティバンクのヴィクラム・パンディットCEOは、ユーロ圏の経済の今後について意見を求められた際、「欧州債務危機は、銀行の自主管理強化の必要性を示した。また経済成長の推進が必要だ」と述べた。
「人民網日本語版」2012年1月30日