中国のエネルギー備蓄量は増加しているが、対外依存度が上昇しており、エネルギー関連の経済リスクが中国経済の安全性を脅かしている。アモイ大学エネルギー経済研究センターの林伯強氏は、「現段階で、中国の原油自給力はボトルネックの段階に突入している。一方で、原油の輸入が急増している」と述べた。国際エネルギー機関は、中国の石油輸入依存度が80%に達する可能性があると予想している。
業界関係者は、「中国市場および外部環境から見ると、中国の石油備蓄体制の確立が急がれる」と指摘した。林氏は、「海外での石油調達を強化することで、中国のエネルギー供給を確保することができる」と提案した。
「人民網日本語版」2012年1月30日