高税率で中国贅沢品消費が流出 税率は米国の4倍
高税率で中国贅沢品消費が流出 税率は米国の4倍。
タグ： 中国贅沢品消費
発信時間： 2012-02-03 11:50:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
世界ぜいたく品協会は、春節期間に海外旅行をした中国人観光客に対し調査を行った。その結果、72％の人が、「ぜいたく品は国内よりも海外の方が安い」と回答。そのほかは、「海外の方がデザインや種類が多く、選択肢が増える」が69％、「その国で作られた本物の製品と現地のサービスを楽しむため」が45％だった。
以上の結果から、海外製品のほうが国内よりも安く購入できることが、ぜいたく品消費が流出した原因だと分かる。ぜいたく品の価格に関しては、現在の税率が影響していることは間違いない。「中国青年報」によると、中国で販売されているスイス製腕時計は2700元だが、そのうち、392元が増値税（付加価値税）、623元が消費税、267元が関税だという。ある中国の学者が中国とアメリカの物価を調査したところ、ある中国の商品は、輸出先のアメリカでの販売価格のほうが、中国国内における販売価格よりも50％近く安かったという。その学者は、「増値税、消費税、営業税などが中国の物価を高くしている。中国では製品に含まれる税がどの先進国よりも高い」と指摘した。中国の税率はアメリカの4.17倍、日本の3.76倍、EU15カ国の2.33倍に上るという。商品の価格を下げるためには、税率の低下が不可欠である。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2012年2月3日
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