日本が初めて海外に輸出した「神戸ビーフ」200キロが1日夜、澳門(マカオ)に到着した。価格は現在のところ100グラム300ー400パタカ(1ドル=約8パタカ)。澳門新合記食品の洪社長が明らかにした。
神戸ビーフは長年日本国内で販売されてきたが、近年の内需不振を受け、牛肉業界から輸出による販路拡大を求める声が上がっていた。近年急速な経済成長を遂げているマカオは高級ホテルに世界各地から観光客が集まり、地理的にも近いため、神戸ビーフの最初の輸出先に選ばれた。澳門新合記食品が販売業務を担う。
洪社長によると、今回輸入された神戸ビーフは当局の検査で、澳門特区の食品輸入基準を完全にクリアした。3月には第2陣が到着する見込みだ。
「人民網日本語版」2012年2月5日