中国、就職問題改善を経済発展の優先課題に 

中国、就職問題改善を経済発展の優先課題に 。 中国国務院はこのほど、「雇用促進計画(2011-2015)の承認に関する通知」を出した。国務院が雇用促進の計画を承認するのはこれが初めてである…

タグ: 中国就職問題 

発信時間: 2012-02-09 13:04:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

雇用問題解決が優先課題

人力資源・社会保障部の関係者によると、「雇用促進計画」の重要な点は、「雇用の優先」を第12次5カ年計画の目標として明確に掲げたことにあるという。

同計画は、雇用の拡大、雇用構造の改善、失業の防止、ヒューマンリソースの開発、人材市場の整備、労働者権益の保障など6つの分野に関して、具体的な市場を出した。主要な目標としては、「都市部で4500万人の雇用創出を実現する」、「農業余剰労働力4000万人の転職を促進する」「都市登録失業率を5%以内に抑制する」「専門技術をもつ人材を6800万人にする」などがあげられている。特に、雇用の創造と失業率の抑制などは政府の総合審査システムに組み込まれた。これは「雇用の優先」が政府によって約束されたことを意味している。

また、同計画は、第12次5カ年計画期間中に、正常な所得上昇メカニズムを構築し、労働者の給与水準を合理的に引き上げるとし、最低賃金の年平均増加率を「13%以上」にすると明記した。

そのほか、同計画は、雇用促進に向けた主要任務・施策8項目を具体的に示した。また、「新卒者雇用促進計画」、「公共の就職および人材サービス行動計画」、「調和のとれた労使関係構築など若干の業務計画」、「人的資源開発」など重要プロジェクトに関しても明記した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月9日

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