招商銀行の関係者は、調整幅は大きくないと見ている。「現在の貸出金利は7.05%、物件価格の8割を融資限度とする貸出の金利は5.64%で、銀行の5年物定期預金の金利5.5%とほとんど変わらない。貸出金利が基準金利の8割以下まで下げられれば、銀行は損する。融資限度7割の住宅ローンをまだ返済していない人には、預金金利と貸出金利が逆転するという現象が起きている」と同関係者は話した。
北京の新築物件の在庫数は約13万戸 通州には5年分の物件
研究機関によると、北京の不動産市場の目安とされている通州には、5年間販売できる数の物件在庫があることがわかった。また、第4環状線内で販売中の都市型マンションの市場価格は700億元に上る。住宅が密集するこの2大エリアは、新築物件の在庫数が多い主な原因となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月9日