信託資金の投入先をみると、基幹産業向けの信託資金残高は1兆200億元、不動産向けの残高は6882億3100万元、証券市場(株式、ファンド、債券を含む)向けの残高は4205億8500万元、金融機関向けの残高は5899億5200万元、商工企業向けの残高は9470億7500万元、その他の分野向けの残高は9794億4200万元だった。
注意すべきは、監督当局の厳しい監視を受け、2011年第4四半期に不動産信託の発行規模が大幅に落ち込んだことである。2011年に不動産分野に投入した新たな信託資金は3704億5800万元だったが、第4四半期の増加額は487億9100万元と、第3四半期の1139億100万元を大幅に下回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月14日