日本の京セラ株式会社は今週中にも中国電信(チャイナテレコム)と共同で、3G(第3世代移動通信)多機能携帯電話(スマートフォン)の新機種を打ち出す見込みだ。かつて中国携帯電話市場から撤退した京セラにとって、中国市場への再進出となる。ある業界関係者によると、京セラだけでなく、ソニーやシャープなどの一連の日系メーカーも動き始めており、3Gスマートフォンを通じて中国市場への返り咲きを狙っているという。「新京報」が伝えた。
日系ケータイの「捲土重来」は、巨大な中国スマートフォン市場に引き寄せられたためであることは明らかだ。市場調査会社の艾媒諮詢がまとめたデータによると、2011年第4四半期(10-12月)の中国のスマートフォン販売台数は2283万台で、前年同期比79.6%増加した。スマートフォン保有台数は2億2300万台に達し、携帯電話保有台数全体の23.2%を占めた。