中日貿易総額はここ2年ほど、最高記録を更新し続けている。中日中貿易にはどのようなチャンスとリスクがあるのだろうか、著名な経済専門家である李克氏に聞いた。
李克氏は次のように応えた。
日本共同通信社2月16日付の報道によると、2011年、中日貿易総額は14.3%増の3500億ドルあまりに達し、2年連続で記録を更新した。
今後50年で、この数字は更に少なくとも50%は増加すると見ている。その根拠としては、中日貿易は世界の第2経済体と第3経済体という大規模であることに注目したい。私の経験によれば、2つの大きな経済体が貿易を行ったとき、食物とサービスの貿易は大体半々になる。一方、現在の中日貿易は、3500億ドルの貿易額うち、ほとんどが貨物貿易でいわゆる、「物と物の取引」である。サービス貿易が占める割合はたったの10%と極端に少なく、大きな成長の可能性を秘めている。特に金融、不動産サービスなどの分野での投資や業務提携のチャンスなど、多くのビジネスチャンスが潜んでいる。