ロイター社はこのほど、中国、インド、日本はイランからの石油輸入量を少なくとも10%削減する可能性があると伝えた。アメリカのイラン制裁措置が強まるにつれ、アジアとイランの取引がますます難しくなっている。
イランが輸出する石油の約45%を中国、インド、日本が購入している。特に、中国はイランの最大石油購入国、インドも第二の石油購入国である。これらの国が輸入量を減らせば、アジアの国としては初の制裁行為となり、イランのアジアにおける取引に巨大な損失を与えることになる。
中国の石油業界に詳しい有識者は、「中国連合石油有限責任公司(以下、チャイナオイル)は2012年にイランからの石油輸入量を10-20%削減する可能性がある」と明らかにしている。