中国電子科技集団公司第54研究所認証センターは22日、最新のGPSカーナビ製品の品質検査結果を発表した。それによると、中国製のカーナビ製品の合格率は30%に満たない。新京報が報じた。
同センターの李勝利主任は「カーナビ製品の品質は懸念される水準」と語る。今回の検査は国内の主流メーカー13社、製品18機種を対象としたもので、全国19地区で実際に路上を走行しながらテストを行った。結果、認証検査に合格したのは3メーカーの5機種のみで、メーカー数で計算すると合格率は23%、機種数で計算すると28%で、いずれも3分の1に満たなかった。
現在、カーナビ製品の品質には以下の問題が存在する。▽性能が悪く、測位精度が低い▽電子地図が古く、目的地が見つからない▽地図の更新が遅く、カーナビどおりに運転すると規則違反になったり、遠回りしてしまう▽ソフトの信頼性が低く、頻繁にフリーズしたり、ルートを再検索できなくなったりする。
「人民網日本語版」2012年2月24日