円は国際通貨だが、元はまだそうではなく、どう争うというのか。元が将来的に円に代わり世界3番目の通貨になることは可能か。それは可能だと思う。
中国が日本より優位に立っているのは、労働生産性の上昇速度だ。1990年から2000年の中国の労働生産性の年間上昇率は7.7%だった。WTO加盟後に上昇速度は速まり、2007年は16.7%、現在も12%以上の伸びを維持している。この速度を見ると、中国は近く日本を離し、5年間で欧州に追いつき、8年後には米国に迫ると断言できる。これは、人民元が将来的に世界3番目の通貨になる、もしくは国際通貨制度を支える国になる基盤になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月27日