「中華之星」船内の休憩ホール |
黄氏は、「正式航行前に、同客船を中国人の生活習慣に合うよう作り変えた。客船には、ドライヤーや湯沸かし器が備え付けられていないことが一般的だが、同客船にはこれらを備え付けた。また一般的な客船の場合、18平方メートルの客室を4人部屋としているが、同客船は海が望める24平方メートルの2人部屋を持つ」と述べた。
黄氏は、高級感、設備、サービスの面で最高を追求した。「同客船には中国文化の真髄を注ぎ込んだ。今後は各種コンテストの開催地、映画の撮影地等として提供される」。
「同客船は伝統的な客船と異なり、高級ビジネス・レジャーセンターを目指す。また船上では中国大陸の(特に浙江省の)特色ある文化を紹介する。例えば提供される料理には、コーヒーや洋食の他に、専門の調理師による温州市の軽食、中国のお茶菓子がある」。
黄氏は、「航行には常に、青春の旅やロマンの旅といったテーマを設ける。同客船はさらに諸外国の最新の珍しい品々を集め、乗客の目を楽しませる」と締めくくった。
「人民網日本語版」2012年3月1日