◆検討は見送り
呉氏は昨日取材に応じた際に、「中国鉄道部は、オンライン販売のサーバー等、ハード面のアップグレードと規模拡大に取り組んでいる。今年の春節帰省ラッシュ時、オンライン販売がスムーズでないという国民からの苦情について、中国鉄道部はタオバオやアリババ等から専門家を招き原因究明に努め、技術テストと技術改善を行い、先進的な経験を積み重ねた。現在は、1日当たり述べ100万人以上の購入を受け付けることができる。中国鉄道部はまた、次世代のオンライン販売システムを開発中で、来年の春節帰省ラッシュ時に使用可能となる見通しだ」と述べた。
オンライン列車切符販売の自由化について、呉氏は「中国鉄道部は、購入者に切符を直接販売する方式を形成しており、ビジネス目的のサイトに資格を与える予定はない。民間航空会社は主にビジネス目的のサイトによりチケットを販売しているが、乗客が比較的少ない。列車切符は春節帰省ラッシュ時に、1日当たり7-800万枚販売される。購入者と販売枚数が多いため、管理監督の利便性を鑑み、統一的な販売が効率的だ」と指摘した。