騰訊控股(テンセント、00700.HK)は14日、2011年決算報告書(年報)を発表した。純利益は前年比26.7%増の102億300万元と、初めて1百億元の大台を超えた。一株あたり純利益(EPS)は5.6元、一株当たり0.75香港ドルの配当金を出す予定。中国証券報が伝えた。
年報によると、同社の2011年収入は、前年比45%増の284億9600万元。このうちインターネット業務収入は230億4300万元(48.8%増)、モバイル•電信業務収入は32億7100万元(20.43%増)、ネット広告収入は19億9200万元(45.1%増)。
同社は今年、SNSプラットフォームの開発•統合をさらに進める方針。また、携帯電話向けプラットフォームの開拓にも乗り出し、SNS業界における主導的地位を固め、拡大する。開放型プラットフォームの開発を推進し、ソフトウェアの安全性を高め、SNS通信や携帯電話用ゲーム•ブラウザ•検索など各分野を強化し、オンラインゲーム市場のシェア拡大を狙う。さらに、ネット広告業務を大幅に拡大すると同時に、電子商取引や検索分野への資金投入も引き続き行う計画。
(新華網日本語)