キッチン・バス・トイレ家電においても、ワーストランキングの上位には同様に日本と韓国のメーカーが目立ち、ワースト5のうち2つが日本メーカー、3つが韓国のメーカーであり、順に東芝、サムスン、ヒュンダイ、LG、パナソニックである。言及率は共に1%以上だった。韓国製品の不人気度のほうが高く、2011年に比べ2ブランド増えている。
総じて言えば、この三つの業界において、不人気が比較的、日本と韓国のメーカーに集中しており、消費者の反感を買っている。その原因はどこにあるのか。
全国乗用車聯席会の崔東樹副秘書長は「ドイツ車メーカーのブランドには長い歴史があり、信用度が高い。それは一種の長期的な信頼感である」と指摘する。ドイツの高級ブランド、例えばBMWやアウディなどはその一流の自動車ブランドとしての地位を確立している。韓国の自動車メーカーに対しては、中国の一部の人々の政治的な認知がメーカーのイメージを左右している。「歴史的な問題についての心理的な反感が、人々の消費活動に反映される場合もある」と崔氏は指摘する。