経営再建中の日本航空(JAL)はワイドボディ双発ジェット機「ボーイング777」のパイロット45人を中国南方航空(CZ)にレンタルすることが16日、明らかになった。レンタル期間は3年。北京のタブロイド紙「京華時報」(電子版)が報じた。
JALとCZはこのほど、レンタル合意書に調印。CZの劉●副総経理(●=いとへんに千)やJALの進俊則・常務執行役員らが調印式に出席した。
中国では近年、航空需要が拡大していることを背景に、CZもパイロットが不足しており、同社は今回のパイロットレンタルにより、少しでもその問題が解消されればと期待している。レンタルされるパイロットは19日より、任務に就く。