鉄道運営体制の見直し完了に伴い、鉄道・高速鉄道戦略は半分以上進み、鉄道の体制改革は間近に迫っている。「政企分開」の体制改革、上下分離、地域ごとの運営合理化などの改革は2012~14年に完了する見込み。改革による、鉄道輸送の市場化運営能力の再構築が期待される。
2012年の鉄道部の取り組みは下準備だが、運営体制の改善、「多角的経営戦略」の実施は体制改革の基盤を築く効果もある。
運賃は適度に上昇するが、全面的な変動は改革後になり、今年の貨物輸送の基準運賃は8%上昇する見込み。また、長距離旅客輸送の運賃は16年変動がなく、値上げが検討されると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月23日