中国経済の成長鈍化がアメリカに有利となる理由

中国経済の成長鈍化がアメリカに有利となる理由。 中国製造業の生産活動が成長を緩めるなか、市場は中国経済がハードランディングすることを懸念している。だが、これはアメリカ経済の成長にとって有利に働く可能性がある…

タグ: 中国経済

発信時間: 2012-03-26 15:39:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このPMI指数を見れば、中国は輸出増加が鈍り、内需も芳しくないことが覗える。

「アメリカの製造業は復活しつつあり、求人を増やした会社もある。アメリカで生産し、アメリカを輸出拠点とする日本の自動車メーカさえ出てきた」と同氏は指摘する。

また、中国経済の成長鈍化は世界経済にも好影響となる。これは中国人民銀行(PBOC)が数多くの刺激策をとる可能性があるためである。

インフレ懸念から、中国の中央銀行は通貨緊縮政策を以前より続けているが、経済成長速度が鈍れば更なる緩和政策が予想される。連邦準備制度(FED)はかねてから三度目の量的緩和を行なう時機をうかがっており、今こそがその決断の時になるかもしれない。

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