海外株式への投資は多くなく、A株への影響小さい
多くの機関は、投資家は心配する必要ないとしている。北京のある機関は取材に対し、「ほとんど影響ないと見ている。この政策と株式市場の関連性は非常に薄い。実際、個人による海外直接投資を開始するのは民間資本の新たな投資先を見つけるためだ」と強調した。
ある証券研究員は、温州の資金が海外に出ても、その運用スタイルを考慮すると株式投資はそれほど多くないと分析する。
不動産投資は温州の投資家の得意分野であるため、個人による海外投資が許可されれば、不動産市場への影響は株式市場を大幅に上回るとアナリストは見ている。
アジア太平洋都市不動産業協会の謝逸楓会長は、「多くの投資家は不動産やその他の商品などの海外投資を行う。直接投資が始まれば、少なくとも10%以上が海外に流れるだろう」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月30日