業界別に見ると、企業景気指数は高い方から順に情報伝達ソフトウェア・ITサービス業、卸売り・小売業、社会サービス業、建築業、ホテル・飲食業、工業、交通・運送・倉庫保管・郵政業、不動産業である。
工業業種を見ると、タバコ、医薬品、食品、農産物と農業副産物・食品加工業、飲料製造業など周期性の弱い業種の景気指数が高く、共に130以上だった。景気指数が比較的低い業種は低い方から順に鉄鋼、化学繊維、非金属、繊維などで、景気指数は共に100を下回り、不景気の状態にある。
統計局が同日に発表した第1四半期の企業家信頼感指数は123で、昨年第4半期に比べ2.1ポイントの回復となった。
「中国証券報」より 2012年4月10日